日本水準の洗練されたおもてなしをカンボジアで

Grand La Vogue HOTEL & CASINO SIHANOUKVILLE
Chief Sales & Marketing Officer
中沢雄樹

GLV で働いているスタッフは日本人、カンボジア人それぞれ何名でしょうか？
現在、GLV では日本人スタッフ 9 名、カンボジア人スタッフ約 100 名が働いています。各部門の責任者は日本人とカンボジア人が適切に配置されており、日本の高品質なサービス基準を維持しつつ、現地スタッフの強みを活かした運営を行っています。この体制により、スムーズなコミュニケーションと効率的なオペレーションが実現され、GLV ならではの洗練されたサービスを提供しています。

GLV の経営陣のバックボーンを教えていただけますでしょうか？
GLV の経営陣は、日本国内外で豊富なビジネス経験を持つメンバーで構成されており、安定した経営を行っています。法令遵守を重視し、公正な運営を推進しています。

カジノホテルをやることになった経緯を教えていただけますでしょうか？
2017 年ごろのシアヌークビルは、現在のような大規模な開発が進む前の段階であり、ローカルな雰囲気が色濃く残る港町でした。しかし、そのポテンシャルにいち早く着目し、LaVogue ホテルの経営をスタート。その後、急速な都市開発とともに街の姿が変わり、さらなる高品質なホスピタリティを追求すべく、Grand La Vogue をオープンしました。私たちは、単なる宿泊施設ではなく、ジャパニーズクオリティを取り入れた独自の強みを活かし、シアヌークビルやカンボジアの発展に貢献できるカジノホテルを目指しています。

現在やられているコンプライアンス対策を教えていただけますでしょうか？
GLV では、カンボジア政府のライセンス規定に基づき、定期的なコンプライアンスチェックを実施しています。特に、カジノのライセンス取得・更新時には、財務状況、マネーロンダリング対策、顧客管理システムの適正性などが厳格に審査されます。

現在やられているセキュリティ対策を教えていただけますでしょうか？
お客様が安心してご利用いただけるよう、GLV では以下のセキュリティ対策を実施しています。24 時間体制の監視カメラ（CCTV）によるモニタリング、訓練を受けた警備員の常駐、入場時の ID チェック・持ち物検査、不審者対応のための緊急連絡体制の確立、加えて、日本流の「おもてなし」に基づいた丁寧な接客で、ゲストがリラックスできる環境づくりを行っています。

これまでにやってこられた CSR 活動を教えていただけますでしょうか？
GLV では地域貢献の一環として、スタッフとともにホテル周辺やビーチエリアのゴミ拾いを定期的に実施しています。また、カンボジア人スタッフの積極採用とトレーニング、日本のカジノスクール卒業生を対象としたインターンプログラムの実施などにも取り組んできました。

他のカジノホテルと GLV の違いを教えてください。
GLV の大きな強みのひとつは、人との繋がりを大切にする文化です。GLV ではお客様、スタッフ、取引先、地域社会との関係を深め、持続可能な成長を目指しています。

さらに今回は GLV で働くカンボジア人スタッフにも話を聞いてみた。
接客する時に気をつけていることを教えてください。
お客様が「GLV に泊まって良かった」「また来たい」と思っていただけるために「常に笑顔で丁寧な対応を心がける」、「お客様の要望をしっかり聞き、迅速に対応する」、「清潔な環境を保ち、快適に過ごしていただく」、「日本流の礼儀を学び、質の高い接客を提供する」ということを気をつけています。

日系カジノホテルで働くことの良さと大変さを教えてください。
良いところは、日本のホスピタリティを学べるのでスキルアップできることと、きちんとしたルールがあるので働きやすいこと、給与や待遇がしっかりしている点です。大変さは他のホテルに比べて求められる基準が高かったり、細かい部分まで気を配る必要があることです。それと時間厳守が徹底されているので、常に気を引き締めて働く必要があることですかね。

カンボジア人目線で見たシアヌークビルの現状に対する印象を教えてください。
数年前は中国人観光客が多く、カンボジアらしい文化が少しずつ失われていると感じていましたが、最近は中国人以外の観光客も増え、国際色豊かな街に変わってきました。特に、ヨーロッパや東南アジアの観光客も増えているため、シアヌークビルの魅力がより多様化していると感じます。また、インフラ整備も進んでおり、以前よりも住みやすくなったと感じています。